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鬼さん発見!バスツアー

2021.01.30

岐阜県では節分が近付くと、様々な神社やお寺など数ヶ所に「手作り」の「大きな鬼」がそびえ立ちます。
節分にちなんで、一年間で今の時期しか会えない鬼さんに会いに、未満児クラスのちゅうりっぷ組から年長組まで、順にバスに乗って『鬼見学バスツアー』に行ってきました。

まず最初に向かったのは、伊奈波神社の手前にある「善光寺」です。
「いた、いた」「赤鬼だ!」

 

善光寺の本堂前を遮るかのように大きな大きな鬼。バスを降りて間近で見ると、吹く風で鬼の体が揺れ、まるで動いているかのよう。小さな子ども達の目線よりもずっと高~いところから鬼さんに見おろされて、圧倒され気味のみんな。
「なんかにらんでるみたい。」「こわいね。」
そんな赤鬼さんと一緒に、クラスのみんなで集合写真をぱちり!(この時期ですのでマスクはしたまま撮影しました。)

この4メートルほどのこの大きな赤鬼は、骨組みが長良の竹と美濃和紙から作られ、およそ3日間で有志の方たちの手により作成されたそうです。
また、毎年、鬼の顔は画家やアーティストなど、違う方が描かれており、今回は女性書家である熊田朋恵さんが描かれたとのこと。そんな鬼に興味津々の年長組さん。


ちょっと発見だったのが、この鬼さんが持つ金棒は「鬼の叶棒(かなうぼう)」として、色々な人の願いごとが短冊に書かれて貼り合わせてあったことです。
「叶棒」・・・今はコロナで先の見えない暗さがある世の中ですが、願い事を叶えてくれる鬼さんに会えて、なんだか励まされるような気持ちになりました。思わず、「コロナが早くおさまりますように」と心の中で願掛けをしました。

善光寺を出ると、道すがら色々な鬼さん達を発見☆

未満児のちゅうりっぷ組さんは、久しぶりのバスツアー!初めはどきどき緊張気味でしたが、この日はひらひら舞う雪に大喜びでした。

さあ、ちょっと怖いぞ~!強そうなこの赤鬼は『玉性院』の鬼さん。鬼のお顔も、そしてパンツもいろいろですね★

「あっ!鬼さんマスクしてる!」このコロナ禍だからこそ、この姿。『しっかり感染防止してね』と優しい鬼の声が聞こえてくるようです。ちょっとユーモラスな、親近感の湧く正覚院の赤鬼さんに「バイバ~イ!」

園長だより『わかばのかぜ』で、鬼たちが子ども達に「コロナに負けるなよ」とエールを送ってくれてるようだとありました。本当にその通り!私達を力強く励ましてくれ、見守ってくれている赤鬼さんが、身近で温かい存在に思えた鬼見学ツアーでした。

2月2日は節分!みんなで色んな鬼さんを追い出して、幸せな『福』をたくさん呼び寄せたいですね♪